内閣府の「子供・若者白書」によると、若年無業者(15歳~39歳で学校も行ってない、働いていない人、いわゆるニート)は、2018年には71万人にも上るそうです。
こうした人たちの多くは、将来について不安を抱いており、それは働くことに対する不安です。
その中身はざっくりいうと、
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雇ってもらえるのか
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雇ってもらえたとしても長く働けるのか
もう少し、細かく言うと、
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資格をとっても未経験なので雇ってもらえないのではないか
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体力がもたないのではないか
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安定した仕事かどうか分からない
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働いてないので職歴書に何も書けない
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面接で働いてない期間をどう答えていいか分からない
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就活の方法が分からない
このサイトでは、
こういう人たちへのアドバイスを3つ送ります。
まず、やってみる
現代は、ネット社会なので良くも悪くも色んな情報が溢れています。考えなくてもいいことでも、情報に触れると不安になってしまうこともあるでしょう。
昔と違い、情報が溢れている分、アタマの中で物事を考え、行動もしないで結論を出してしまうこともありがちです。
実は考えた事と実際にやった事では、必ずしも結果は同じではありません。見えてくるものも違います。このことを認識しておいた方がいいですね。
世の中、思った通りに行かないものです。それが人生であり、面白いところでもあります。
自分が行動したことは納得出来ます。後悔もしません。でもネットや本で得た情報は他の人の意見、経験であり、貴方の意見、経験ではありません。
書かれていることが本当にそうなのか、自分で考え、やってみて結論を出せばいいのです。
だから、まず、やってみよう、です。
身体を動かす(運動する)
汗をかくことはとても大事です。心と身体は、密接な関係にあります。
人は病気をしたり、怪我をすると、心が折れ、弱気になったりしますよね。その反対をやればいいのです。
身体を鍛えていけば、不思議と心も健全な方向に向かいます。前向きに考えることが出来るということです。余計な事を考えなくてもいい状態に持っていけます。
身体を鍛えると言いましたが、ちょっとした運動でもいいので身体を動かすことです。いつやるか?出来ることを毎日、やり続けるのです。
アルバイトやボランティアをする
身体を動かすことにも通じることですが、アルバイトやボランティアでも実績を作っていくことは自分にとって自信になります。
そしてアルバイトでもボランティアは人のために行っていることを実感する、絶好の機会です。
もちろん、働く目的は生活するために収入を得ることですが、人を助けることの喜びを感じるという、働くことの基本を学ぶことになります。
職歴書には何もやってなければ書けませんが、アルバイトやボランティアでも書けばいいです。自分のことを精一杯アピールすればいいのです。
就活に向けて
以上の3つを実践しながら(最初は1つでも構いません)、就活しましょう。
面接のことを心配されている方も多いと思いますが、面接では自分がしてきた事をきちんと伝えることが大事です。
面接官は、色んな面を見ています。職歴もそうですが、その人の人柄、前向きな姿勢、話し方など、様々な角度から評価しようとしています。
貴方が一生懸命、貴方の熱意を伝えれば、きっと分かってくれる人はいるはずです。
貴方がもがいて、苦しんで、それでも頑張った事は、働く時にきっと役に立ちます、自分だけの財産になるはずです。
とにかく最初の一歩を、小さな一歩でも構わないので勇気を振り絞って踏み出してください。
その先は考えなくても良いです。
その先はその時、考えれば良いです。
階段は誰も一気に上がることは出来ません。
でも一段ずつなら、上がることが出来ます。
苦しかったら休めば良いです。
上がったら、意外に簡単だと思うかもしれません。
そしたら、もう一段、上がればいいじゃないですか。
最後に
地方自治体には、ハローワークとは別に、そういう若者に対する職業的自立に向けた相談や支援もあります(地域若者サポートステーション)。
役所に行って聞けば教えてくれます。
すでに働いている人たちも収入面において、7割以上の人が不安を感じているそうです。不安を抱えているのは、決して貴方だけではありません。
最初の一歩を踏み出そう、
これがこのサイトのメッセージです。
以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。
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