前回、右肩の痛みは五十肩と診断され、8ヶ月治療したのに、治らず、大病院でMRI検査をしたら、肩腱板断裂と診断されたという話をしました。こちらのサイトをご覧ください。
肩腱板断裂の手術とは?
先生からは、手術しか治る方法はないと言われ、右肩の手術を受けることにしました。
治し方は、肩に2本のボルトを打ち込み、切れた腱をヒモで結ぶといった方法です。
手術は、腹腔鏡手術で行われ、予定通り、約1時間で無事終了。全身麻酔のため、痛みも感じず、あっという間でした。
術後の痛み止め
ところが、術後は痛みを伴うため、局部的な麻酔を使ったのです。
それは、首の付け根辺りに針を刺し、針を通して、麻酔液が自動的に注入される器具(麻酔液の入った風船の袋を首から下げてました)でした。
それでも2日目くらいから肩の痛みを徐々に強く感じるようになり、夜中も氷水で肩を冷やしながら(看護士さんに夜中も何回か氷水を取り替えてもらいました)我慢してました。
ちょうど4日目には、風船の中の麻酔液がなくなり、痛み止めはこれでお終いです。
そうなると、さらに痛みはキツかったですね。でも我慢するしかありません。
手術した肩の方は、ずっと動かすわけにはいかず、固定されたままでした。この辺りが一番辛かったですね。
リハビリ開始と肩の固定
一方、この頃からリハビリが始まりました。リハビリ専門の方が少しずつ肩をほぐすように動かしていきます。
そして術後、10日目に退院となりました。と言っても、肩の方は、右腕を固定しなければなりませんでした。
固定の方法は、大きめのボストンバッグを身体の右側に抱えるようにして、右腕を直角に曲げた状態でボストンバッグに乗せるのです。
傍目からは、大きなカバンを肩から掛けているように映っていたと思います。
そして右脇には、ペットボトルを常に挟んでいます。これは右脇に何もないと、脇が締まり、肩が外側に伸びるため、手術で結んだ腱が切れることになるからです。
このボストンバッグとペットボトルが実に厄介でした。
何しろ、この状態で会社へも行かなければならなかったし、電車の中も、寝るときも、1ヶ月間、このバッグとペットボトルを抱えて肩を固定しなければならなかったからです。
お風呂に入る時も、
ペットボトルを右脇に挟んだまま、入るのです。
また着替えも食事も大変でした。時に右利きだったので全てが大変でした。家族に助けてもらいました。
一人暮らしでは到底出来ません。家族に感謝です。
リハビリで完治へ
リハビリは半年間続きました。
あのボストンバッグは1カ月後に、小さめのバッグに変わりましたが、ペットボトルはもう少し長く続きました。
最初は、右腕が全く上げることが出来ませんでした。上げようと思っても上がらないのです。
2週間に一回、30分程度のリハビリに通いました。
少し心配しましたが、それが本当に少しずつ、右腕を上げられるようになっていったのです。
最後に、右腕をほぼ真上まで上げられるようになって、ようやくリハビリも終わることが出来ました。
最後に
肩腱板断裂と診断され、手術、リハビリと完治するまで、約半年以上掛かりましたが、リハビリを終えた現在、痛みも感じることなく、普通に腕を振ったり、上げたり、自由にすることが出来ます。
そしてゆっくり睡眠も取ることが出来、朝起きても快適です。早く手術を受けて本当に良かったと思います。
ちなみに
手術を受けた病院は、 千葉メディカルセンターです。
このサイトが同じような症状の方々の参考になれば幸いです。
以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。
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