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こんにちは。ヨッチです。

菅官房長官を議長とする「農福連携等推進会議」が現在、行われており、そこにTOKIOの城島茂さんが有識者として参加されています。


その城島茂さんや菅官房長官らの言葉を厚労省の会議の議事要旨から拾い出し、農福連携について理解をしたいと思います。





農福連携とは

農福連携(のうふくれんけい)ってご存知ですか?
聞きなれない言葉ですが、障害者の皆さんに農業で活躍してもらい、自信や生きがいを持って社会に参画していただくための取組です。


また担い手不足や高齢化が進む農業分野において、働き手の確保につながるものであるとともに、共生社会の実現にも貢献するものです。


この農福連携について、全国的な機運の醸成を図り、今後強力に推進していく方策を検討するため、省庁横断の会議として菅官房長官を議長、そして厚生労働大臣と農林水産大臣を副議長とする「農福連携等推進会議」がすでに2回(4月、6月)開催されています。


実は、会議には11名の有識者が参加しており、その一員としてTOKIOの城島茂さんも参加しています。


ご存知のように、城島茂さんはTV番組でも農業に関わる活動をされており、実体験を通して農業と福祉の連携に共感し、この農福連携を支援していこうとしていることが分かります。
 


第1回目の会議での城島茂さん

菅官房長官より発言

・農業と福祉の連携である農福連携は、障害者の皆さんに農業で活躍してもらい、自信や生きがいを持って社会に参画していただくための取組。


・農福連携の取組により、障害のある方が意欲と能力を発揮し活躍できる場の拡大が図られると同時に、農業分野における貴重な働き手、その確保につながり、共生社会の実現にも貢献するものであるといったことを強く感じた。


・本日いただいた御意見を基に、農福連携を強力に推進していくための方策を、まずは農林水産大臣、厚生労働大臣においてしっかり検討をお願いする。


城島茂さんの発言

テレビ番組で農業に触れている。一昨日も福島県で 19 年目となる米作りの農作業をやってきたが、高齢化が問題。一緒にやっている当時 60 代、70 代だった方が 80 代、中 には 90 才になっていて、次世代の担い手がなかなかいない北海道から沖縄までロケに回る中で、人材不足は否めないと肌で感じている。

・他の番組では、障害のあるお子さんを励ましたこともあったが、今後この農福連携によ って障害者の働き口が増え、そうした子どもたちの未来や可能性がどんどん広がって いくのではないか。私自身も勉強してまいりたい。

 


第2回目の会議での城島茂さん

城島茂さんの発言

・福島の農家の高齢者に話を聞いてみると、田んぼを広げようにも経済的に余裕がない、 体力的にも無理があるというのが実情であった。


・今朝、神奈川県城ヶ島へ行ってきたが、沿岸部の磯焼けが問題となっており、その対策として、ウニの陸上養殖をやっていた。水産業で陸上での養殖は、漁に出るよりは 障害者にとって作業的には可能性があり、今後の農福連携の発展の可能性を感じた。


注)磯焼け:海藻が繁茂し藻場を形成している沿岸海域で、海藻が著しく減少・消失し、海藻が繁茂しなくなる現象を指す。 それに伴ってアワビやサザエ等の生物が減少し、沿岸漁業に大きな打撃を与える(Wikipediaから)


・今後も、テレビなどの仕事を通じて、全国の農家や漁業者の生の声を聞いて、色々と 発信できればと考えている


さらに、


・ノウフクJASに関する記述を拝見した。例えば、消費者はスーパーマーケットに行くと、「トクホ」イコール体に良いというイメージを持つと思うが、ノウフクJASのマークやロゴなどは、具体的にどのように活用されるのか


例えば、商品に貼り付けるなどして今後広まれば、農福連携の推進がなされていくと思うので、お尋ねしたい。


これに答える形で

光𠮷総括審議官が発言

・ノウフク JAS は、JAS マークの規格として、農業者と福祉事業者が連携して生産したものに対しマークを付けるもの。今回、農福連携の取組と併せ、需要側の消費者・国民全体の理解も必要であり、ノウフク商品が消費者にも十分広がるように、推進していきたい。


根本厚生労働大臣の発言

・障害者の方からは、広がる青空のもと、大地と触れ合うことで、やりがいや生きがいにつながったという声を聞いており、意義のある取組。もっと皆さんに知っていただきたい。このため、農福連携の全国的な機運の醸成を図り、その裾野を広げていく。


・最近では、高齢者や生活困窮者の方への支援にも、農業を活用した取組が広がっており、こうした取組も進めていく。


𠮷川農林水産大臣の発言

・先日、浜松市で、京丸園の現場をつぶさに見て来た。特に感じたのは、障害者の方に無理に努力を求めるのでなく、経営者が努力して作業工程を工夫することで、生産性の向上を伴いながら、誰もが取り組めるユニバーサル農業が実現できている。


注)ユニバーサル農業:一般的には「園芸福祉」や「園芸療法」として知られているような、園芸作業を行うことによる生きがいづくりや高齢者・障がい者の社会参加などの効用を、農作業の改善や農業の多様な担い手の育成などに活かしていこうという取り組み。(Wikipediaから)


・農福連携等推進ビジョンは、農業面から見た農福連携の重要性に応える方向性を示しつつ、皆様の御意見を結集して作り上げられたもの。


・今後、このビジョンに沿って、それぞれが実践していくことが重要であるが、その意味で、各団体からお越しいただいた有識者の皆様からも、自主的な取組を積極的に行っていく旨を示していただいたことを、大変心強く思っている。


・農林水産省としても、私自らが先頭に立ち、農林水産研修所における農業版ジョブコーチの育成、農福連携に取り組む農業経営者の生産性向上等の取組を推進するなど、農福連携の推進に全力を尽くしてまいりたい。

注)ジョブコーチ:障害者の就労に当たり、出来ることと出来ないことを事業所に伝達するなど、障害者が円滑に就労できるように、職場内外の支援環境を整える者を指す。(Wikipediaから)

・鈴木知事からも、ジョブコーチの認定ということを発言いただいたので、ぜひ、政策の中で考えていきたい。


菅官房長官からの発言

・今回までにいただいた多様なご意見も踏まえ、農福連携を強力に推進していくために、農業経営と障害者をマッチングする仕組みの構築、作業をサポートする器具の導入などの障害者が働きやすい環境の整備、農福連携を行う農業経営体の収益強化などを柱とする「農福連携等推進ビジョン」がとりまとめられたことは、大変意義深いもの。

・我々は今、ようやくスタートラインに立つことができた。根本、𠮷川両大臣におかれましては、今後、このビジョンに基づく施策をしっかり実行に移してほしい。

・官民挙げて農福連携に取り組んでいくため、有識者の皆様には一層のご協力をお願いしたい。


最後に

テレビで若い時から人気グループTOKIOでご活躍されてきた城島茂さんも49歳になり、政府の会議にも有識者として出席されるほど、農業、農家の人たちとの関わりが長く続いているんだなと感じました。そして仕事を通して農業の問題に直面する人たちの生の声をこの会議で伝えていくことで困っている人たちの役に立てば、何よりです。今回、農福連携という言葉を初めて聞きましたが、障害者の方も、高齢で農業を営んでいる方もWIN WINの形でお互いが望む方向へ進んでいき、継続的に発展していくことを期待したいと思います。





以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。