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こんにちは。ヨッチです。


これまで幾度となく、発生している飲酒運転による死傷事故。自分勝手な欲望によって何の落ち度のない人たちを巻き込んで、取り返しのつかない結果を招いている。かけがえのない命を一瞬で奪っている。裁判になっても反省の色が見えない被告たちに対して、何をどうしたら、本気で一生をかけて罪を償っていくのか、そういう気持ちになるのか、裁判で自分を正当化する被告たちには全く見えない。だから、最大限の厳罰を求めるしかない、と思っている。


今回は、北海道で起きた2件の死亡事故を皆さんに知って頂きたく、ご紹介するものです。





 

旭川市の女性死亡事故(懲役10年)

2016年5月4日、石崎勝彦被告(54)は、旭川市で酒を飲んで正常な運転が困難な状態で事故を起こし、女性(当時38)を死亡させた危険運転致死の罪で、1審、2審ともに懲役10年の判決を言い渡された。

被告側は上告していたが、最高裁は先月29日付けで上告を退ける決定をした。

検察は当初、過失運転致死罪などで起訴したが、遺族の働きかけでより重い危険運転致死罪を適用した。

中島さんの夫・康博さん「結論は危険運転致死になっているのに、(検察は)過失運転致死でやろうとしていた。検察も裁判所もしっかりと法律の適用を正しくできるように整備をしてほしいと感じている」

被告は、旭川市内で缶ビール8、9本を飲んで乗用車を時速119キロ以上で走らせ中央分離帯に衝突。対向車線に飛び出してワゴン車と衝突し、運転していた小学校教諭の女性(38)を死亡させている。
 石崎被告は、控訴審で「事故はハンドル操作のミスが原因」として、より法定刑が軽い過失運転致死罪などの適用を主張。二審判決を不服とし、最高裁に上告していた。

 


懲役10年の意味

この判決で驚いたのは、被告の罪はたった懲役10年ということ。38歳の女性の人生を奪っておいて、こんなものなのかと正直思ってしまう。


懲役15年とか20年ならいいのかと思うわけではないが、この女性の残りの人生、40、50年を一瞬で終わらせておいて、この罪の軽さは何なのか。


この被告が10年の刑期を終えて出所して、被告の残りの人生の全てをかけて、残された遺族のために償っていくことが出来れば、この罪の長さに意味があるかもしれないが、亡くなった女性に対する償いは何も出来ない事を考えれば、どんなに刑期を長くしても足りない。


ちなみに、飲酒運転等により死傷させた場合の処罰はこちら。死亡させた場合は、極刑に近いものでないと遺族の苦痛は収まらないと思う。

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砂川市一家5人死傷事故

砂川市一家5人死傷事故(すながわし いっかごにん ししょうじこ)とは、2015年6月6日に北海道砂川市で発生した交通死傷事故。一家の車に衝突し4人が死亡、1人が重体となった。

検察は2台の車が飲酒運転状態で公道レースを行い轢き逃げをしたと主張し、被告側は衝突の重過失性、飲酒事実、ひき逃げ、公道レースの共謀などを争点として量刑不当・無実を主張していた。

起訴状では、谷越隆司(27)上砂川町鶉 運転手は友人の古味竜一(26)空知管内上砂川町 運転手と共謀し、2015年6月6日の22時半頃2台の車に分乗し、スピードを競うために砂川市の砂川西1北22の交差点に赤信号を無視して進入したとされる。直前に谷越隆司(27)のBMW・X5は最大で170kmのスピードを出していた。

交差点内には歌志内市内に住む母親宅から子供を迎えた帰りの一家5人の乗る車が進入しており、谷越隆司(27)の車は時速111km前後の猛スピードでの軽ワゴン車に衝突した軽ワゴン車は約60m飛ばされ炎上、この時に夫と妻が即死、長女は車外に投げ出された上、車体の一部が突き刺さり即死したとみられている。

さらに同様に車外に飛び出した長男は、時速100kmを超えるスピードで並走してきたBのシボレー・アストロに轢かれ、車体下部に巻き込まれた。生きた状態で1.5キロ引きずられ、窒息したとみられている。

また、被害者が引きずられた道路には蛇行した痕跡が残っており、被害者を振り落とそうとしたことが分かっている。唯一生存した次女も一時は重体となり、回復後も脳に重い障害を負った。

事故後の調べで飲酒運転が発覚した。このうち谷越隆司(27)は、事故との関与を認めるものの、人を轢いたとは思わなかったとひき逃げの容疑事実を否認している。「赤信号をことさらに無視し、かつ重大な交通の危険を生じさせる速度で運転」したと判断し、初公判では危険運転致死傷罪での共謀を適用し、谷越隆司(27)古味竜一(26)両者に懲役23年を求刑。札幌地裁は、異例となる危険運転の共謀を認定し、求刑通り谷越隆司(27)、古味竜一(26)両者に懲役23年の判決を言い渡した。谷越隆司(27)、古味竜一(26)とも判決を不服として控訴したが、札幌高裁はいずれも控訴を棄却。谷越隆司(27)については、被告・札幌高検双方が上訴権を放棄したことにより懲役23年の高裁判決が確定。一方、Bは判決を不服として上告していたが、後に上告を棄却する決定がなされた。
引用元:Wikipedia

 



懲役23年の意味

砂川市一家5人死傷事故。こんな恐ろしく、悲惨な事故はかつて聞いたことがない。公判中、一貫して、谷越被告は過失を、古味被告は無罪を主張してきており、被告は謝罪をする気も、心から反省も見られない。この事故で家族4人が死亡し、残された次女も重い障害が残っている…あまりの悲惨さに言葉がない。


こんな状況を作ったのは、まさに被告たちである。自分は遺族でなくても、死んで詫びてこいと言いたい。


最終陳述で被告たちは、次のように話している。


谷越被告は「一日も早く刑に服して遺族の方が前に進めるよう努力し死傷させてしまった5人の分まで生きたいです」 


古味被告は「被害者の方に申し訳ないと思っています。すみませんでした」


「5人の分まで生きたいです」


よくも、こんな言葉がよく言えたと思う。被告が言う「遺族が前に進む」には、被告たち自身が一生刑務所で暮らすことである。その事が分かっていない。全く反省してない。こういう連中が、23年の刑期で、何が変わるのだろうか。50歳で出所して、何事もなかった顔をして、何の償いもせず、新たな人生をスタートするのが目に浮かぶ。服役は償いではない。本当の償いは出所してからである。少なくとも遺族が許してくれる気持ちになるまで、出来ることを精一杯やってほしいが、残念ながら期待は出来ない。


私刑が許されない以上、厳罰にするしか、遺族の心痛に答えるものはない。よって厳罰化は、刑務所から一生出られないものにする必要がある。今回の場合、被告たちの年齢を考えれば、懲役60年(残寿命に相当)、もしくは終身刑(仮出所なしの無期懲役)でしかない。このくらいの厳罰化をしないと、事故はなくならない。


最後に、遺族の言葉と裁判長の言葉を見て頂きたい。

 

遺族の言葉と裁判長の言葉

遺族の言葉

「被告側から謝罪はない


「現場から1.5kmも車で引きずられた昇太と同じような目にあわせてほしい。それがかなわないなら一生刑務所から出さないでほしい」


「兄も子どもたちの将来を楽しみにしていたはずで本当に不憫で胸が苦しい。死刑が無理なら長期間の刑望みます」

「この事故の事を思うと煮えたぎる思いになります。まだ言い逃れしたいのですか。無罪を訴えるなんてとんでもない刑務所から一生出さないで欲しい思いです。一番重い刑を切望します」


絶対に許したくないと思い、繰り返し裁判所に足を運んできましたが、被告たちから聞かされるのは弁解ばかりで、再び大きなショックを受けています。そんな被告たちを一生、刑務所に入れてもらいたい。亡くなった4人はもちろんですが、いまも入院を続ける次女が将来ひとりぼっちになることを考えると、とてもつらく悲しいです」


裁判長の言葉


田尻克已裁判長は、

「両被告は競うように高速で運転し互いに1度は追い抜いている。相通じていたもので無関係に走ったとは考えられず、殊更に赤信号を無視してスピードを緩める事なく交差点に進入した」として危険運転致死傷の共謀を認め、

「両被告とも酒を飲んだ後、100km/hを超えるスピードで運転し事故を起こした

「谷越被告は交差点の500m手前で赤信号を認識できた」

「古味被告は先行の谷越被告の車だけを注視し信号の確認を怠り、事故後は飲酒運転を隠そうと逃走した

「証言や証拠から両被告の主張は到底信用できない

として谷越被告の過失致死傷、古味被告の無罪の主張を退けた。


犯行は交通ルールをまるで無視したものであり危険かつ身勝手極まりなく過去に類を見ないほど悪質である

引きずられる苦しさや恐怖の中で絶命した長男の苦痛は想像を絶する

被害はこれまでに例を見ないほど甚大かつ悲惨であり、被害者らの負った苦痛は計り知れず、遺族の悲しみは相当に深く厳罰を求めるのも当然


両被告とも反省が見られず刑事責任は重い

と判決理由を述べた。

 
 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。