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こんにちは。ヨッチです。


ドラックストアへ行くと、体につき過ぎ脂肪、いわゆる脂肪太りを改善する、脂肪の分解・燃焼を促す効果がある、「防風通聖散」という漢方薬が目に付きます。いずれも第2類医薬品(副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害を生ずるおそれがある医薬品)です。

この漢方薬について調べてみましたので皆さんとシェアしたいと思います。



 

肥満症向けの漢方薬は4つ

引用したのは、こちら。
おくすり110番 病院の薬がよくわかるホームページ

漢方薬の項に【肥満症】について書かれているページがあります。


肥満症向け方剤としては、次の4つ。

1️⃣  大柴胡湯(ダイサイコトウ)
2️⃣  防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
3️⃣  桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
4️⃣  防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)


肥満の多くはエネルギーが充満している熱・実証タイプです。この場合、エネルギーを抜く瀉性の方剤を用いるのが基本です。(熱証は汗っかきで顔が赤く、ほてりが強いことを、実証は気・血・水の巡りが悪い状態を指す)


大柴胡湯は、胸脇苦満が強く筋肉質でガッチリタイプの肥満に用います。


防風通聖散は、おなかの突き出た太鼓腹の人に好んで用いられます。


桃核承気湯は、便秘がちで月経トラブルのある女性に向きます。これらの方剤は熱・実証用で、体の弱い虚証の人や軟便傾向の人には不向きです。


防已黄耆湯は、寒・虚証タイプの肥満によく用います。冷え性なのに汗かき、色白でなよっとした水ぶとりタイプの女性に好適です。


肥満の場合、これらの基本処方に「よく苡仁(ヨクイニン)」を加えることがあります。よく苡仁には、利尿作用のほか、脂肪の分解を助ける働きがあるともいわれます(本当のところはよく分かっていません)。


 


漢方薬に対する注意事項

  • 肥満症の治療は、栄養バランスを十分に考慮した食事療法と運動療法が基本中の基本です。漢方薬は、あくまで補助的なものにすぎません。肥満に対する満足すべき効果が、科学的に証明されているとはいいがたいです。

  • 漢方だからといって一概に安心とはいえません。大柴胡湯や桃核承気湯など大黄や芒硝を含む方剤では、量が多すぎれば腹痛や下痢を起こしますし、大量服用を続ければ効き目が落ちたり、電解質異常を生じることもあります。安易な長期服用は慎むべきでしょう。肥満症の治療は、長期的な食生活の改善が欠かせません。

漢方薬は万能ではないということですね。摂り過ぎには要注意です。


 


防風通聖散は太鼓腹に効く

肥満症に用いる漢方薬です。便秘、むくみ、高血圧にともなう肩こりやのぼせを改善します。

 作用
  防風通聖散(ボウフウツウショウサン)という方剤です。体の熱をさまし、病因を発散させるような働きがあります。また、体の水分循環を改善し、便通をつける作用もあります。体力のある太鼓腹の肥満タイプで、便秘がちの人に向く処方です。

  具体的には、肥満症、便秘、尿量減少、むくみ、のぼせ、肩こりなどに用います。また、そのような症状をともなう高血圧症や腎臓病、糖尿病などにも使用します。
 

 



大柴胡湯はガッチリタイプに効く

肝臓や胃腸の病気、高血圧にともなう諸症状などに用いる漢方薬です。

作用
  大柴胡湯(ダイサイコトウ)という方剤です。体の熱や炎症をとり、機能の亢進をしずめます。また、痛みをやわらげたり、便通もつける作用もあります。体力のあるガッチリタイプで便秘がち、ミゾウチから肋骨下部が強く張っている人に向く処方です。
  具体的には、肝臓や胆のうの病気、胃腸の病気、便秘や痔、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまい・耳鳴りなどに適応します。

 

女性向きの漢方薬

🌹桃核承気湯

生理不順や便秘などに用いる漢方薬です。

作用
  漢方では、血行障害や鬱血を“お血”(おけつ)という概念でとらえ重視します。女性の月経トラブルを含め、いやゆる“血の道症”には、この“お血”を改善する漢方薬がよく使われます。
  その一つが桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)です。血液循環をよくするほか、便通をつけたり、不安やイライラをしずめ気分を落ち着けます。また、ホルモンのバランスを整える効果も期待できます。体力のあるガッチリタイプもしくは肥満体質の人で、顔色がよくのぼせ気味、また下腹部が張り便秘がちの人に向く処方です。
  具体的には、女性の生理不順、重い生理、生理にともなう不安やイライラ、腰痛、便秘、打ち身、あるいは高血圧にともなう頭重感や肩こり・めまいなどに適応します。また、そのような症状をともなう子宮の病気にも応用されます。

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🌹防已黄耆湯

肥満や多汗症、関節痛などに用いる漢方薬です。

作用
  防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)という方剤です。体の水分循環を改善し、疲れや痛みをやわらげます。汗かきで疲れやすく、色白で太りぎみの人に向く処方です。
  具体的には、肥満症、多汗症、むくみ、関節炎(ことに関節に水がたまりやすいもの)などに用います。また、そのような症状をともなう腎炎やネフローゼにも適応します。


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今回、調べると漢方薬によって適している人がそれぞれ違うことが分かりました。ドラックストアで薬選びの時に、多少の知識があると、見方も変わると思います。同じ肥満でも、自分に合った漢方薬を選んで、効果を実感できるダイエットを実現したいものです。

 
 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。