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こんにちは。ヨッチです。


交通事故の被害者に償いをしない加害者の話。反省しているとは思えない連中が実在している。


加害者が開き直って、被害者に償わない、平然と生きている。こんな世の中は納得できない。私刑が出来ないなら、せめて、被害者が納得出来る誠意を加害者は示し、実行するべき。そうでなければ、社会的な制裁を受けてもらうしかない。ところが現行の法規では、とても厳罰とは言えないのが実態である。


こんな事件を皆さんとシェアしたいと思います。




 

事件1(飲酒、居眠りで自動車に追突)

  • 被害にあったのは、大阪府堺市の30代男性。「刑事罰さえ受ければ、お金を払わなくていいのか。交通事故の被害者は心が折れている
  • 相手は飲酒した上で居眠り。事故が起きたのは2019年9月6日午前2時ごろ、男性は大阪府堺市の自宅に帰るために、片道3車線の見通しのいい直線道路を走行中、突然、後ろから加害者である女性の軽自動車が追突
  • 女性は飲酒した上で居眠りをしていたようで、男性の通報を受けた警察官に現行犯逮捕。警察からは「とても珍しい形態の事故」「あなたには一切の非がありません」
  • 男性は全身打撲や足首挫傷などの怪我を負い、車はぺしゃんこ
  • 任意保険は未加入。女性は加入が義務付けられている「自賠責保険」には入っていたが、任意保険には未加入。自賠責保険では、人身損害についてはある程度カバーできても、物的損害はカバーされない。男性は事故後、女性の親族と話しましたが「お金は一切支払えない」という旨を伝えられたそ。警察が事故後に呼んだレッカー代の5万円とぺしゃんこになった軽自動車代はどうなるのか。男性は40万円を支払うように打診していますが、女性側は「お金がない」とし、いまだ話はまとまっていない。

 


事件2(スマホ漫画読みでバイクに追突死亡)

  • 事故は2018年9月10日午後9時過ぎ、関越自動車道で発生。元運送会社社員・下山公堂被告(51)は、スマートフォンで漫画を読みながらワゴン車を運転し、前を走っていた女性のバイクに速度超過で追突女性は即死
  • 新潟地裁長岡支部は、2019年8月7日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の罪に問われていた下山被告に対して、懲役3年の判決を言い渡した。21日、この判決は確定。
  • 被告人は制限速度を時速約20キロメートル超過する、約100キロメートルの高速度で進行しながら、漫画アプリケーションであるLINEマンガをスマートフォンで読んでいたため、被害車両の発見が遅れ、本件事故を惹起した
  • 実は、加害者は警察から追及されるまでスマホで漫画を読んでいたことを隠し、「対向車線に気を取られていた」と虚偽の証言をしていた。事故直後にLINE漫画の履歴を削除していた

  • 女性の夫は「妻を轢いた後、高速道路上に横たわっている妻を助けようともしなかった被告人のあのときの行動、態度……。真実を隠すため、私も現場で殺されるのではないかという経験がトラウマとなり、今も怖くてならないのです」
  • 事故の翌朝、新聞に掲載された記事を見ると、加害者の名は「さん」付けになっていた。
  • その後、世間の人たちからは何か月もの間、バイクに乗っていた方が悪いらしいと噂され、夫をはじめ、親族は皆とても苦しい思いをしてきた。
  • それだけに「ながらスマホ」という事故の悪質性もさることながら、夫が強く訴えるのは「加害者のウソ」による事故後の二次被害の過酷さです。
  • 「妻は一生帰って来ないのに、加害者はたった3年で社会に戻れると思うと、とても刑が軽く感じられますスマホでの事故では、いくら悪質でも『危険運転致死傷罪にならない』という現行法の限界があります
  • 犯人の下山公堂とその妻は、法廷で「金銭的余裕が無いので金は一切出さない」と。全く償う気が無い人間、家族で苦しめられている。


 


事件3(自転車で後ろから轢かれる怪我)

  • 2016年01月15日歩道を歩いている最中、自転車進入禁止!と大きく書かれた道路を自転車で走行していた中学生に後ろから引かれ、怪我をした。加害者は14歳。事故当時、加害者が学生服を着ていたこと、加害者の方の学校が近く、可哀想だと思い、その日は警察に通報のみで現場検証はせず、翌日に加害者の親御さんと現場検証をした。
  • 自転車走行禁止の歩道を歩行中に、後方からいきなり自転車にひかれていますので、被害者に過失はなし。相手の方も全過失を認めている
  • ただ、加害者の方が現在確認中ではあるが、通院保障のない自転車保険に入っているとのこと。治療費は払いますとは言われていますが。
  • 事故の当初は治療費を払うと言われたが、その後、連絡なしで消えてしまったので送致をしたところ、警察から「相手の方があなたに対して嫌な感情を持っている」と言われ、驚いた。
  • ちょっと恐ろしくなり送致を行い、その後相手の保護者の方が出頭した際に「弁護士と相談をして被害者(私)に償います」と仰ったそうですが、その後も一切連絡がなく、結局治療費は全て被害者が支払っている
  • 加害者が14歳とはいえ、親子共々全く許すになれません。無保険の相手で相手が未成年であれば、こちらは泣き寝入りするしかないのでしょうか。未成年で、どうせ前科はつかない。お人好しな私でも、あまりの酷い対応にせめて社会的制裁を加えたいという気持ちになりました。もしこちらが何もしなくていいのであれば不起訴でいいので告訴したいと思ってます。(被害者の話)
  • このような場合、相手にどんな風に制裁を加えたらいいのでしょうか。何よりも罪を軽くするために、保護者と加害者が嘘の供述をしたことが許せません。(被害者の話)

 



加害者が反省しないなら…

これら3件の事件(交通事故というより事件だ)を見ると、こんな特徴がある。

  • 加害者はウソを付き、自分を正当化している
  • 被害者に何の落ち度もない
  • 加害者に反省の色が見えない。
  • 加害者に金銭的な償いの意思が見られない。
  • 被害者またはその遺族はいずれも心が折れるほど、苦しんでいる

これが実態である。いずれの加害者も被害者に対する、一切の誠意が見られない。むしろ、開き直っている。被害者の方に問題があって自分たちは運でも悪かった程度の気持ちしか持っていないように映る。


しかも、いずれも刑罰としては軽い。追突された死亡事件でさえも、たった懲役3年という軽さである。これでは被害者側はやり切れない。


さらに、金銭的にもお金を払えないと言っている。払おうという意識のカケラもない。これで、何の反省もなく、のうのうと生きていくのか。


なので、被害者はもっと厳罰化を望んでいる。不起訴でもいいから告訴したいとか、社会的制裁をしたいという気持ちになるのは当然のような気がする。理不尽なことがまかり通る世の中になってほしくない。加害者が自分の犯した罪を誠意を持って償わなければ、被害者、遺族の心が晴れる日は絶対に来ない。

お金が払えないなら、まず働いてもらいたい。そして少しずつでもいいから一生をかけて被害者に払っていく。被害者、遺族の気持ちはおさまらないかもしれないが、加害者が出来ることは、唯一それしかないのではないのか。それを第三者がきちんと管理していくような法整備が必要と感じる。

繰り返すが、何の誠意も示さず、加害者がのうのうと生きていくような世の中にはなってほしくない。反省を求めたい。

 
 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。