こんにちは。ヨッチです。
台風15号の影響で千葉県では多くの被害(停電、断水)が発生しました。停電の地域ではエアコンや冷蔵庫が使えず、また9月の暑さもあり、大変な状況が続いています。そこで、いざ災害で停電になった時の対策として、電気を発生させるための発電機の選び方について、ヤマハ発動機のHPよりご紹介させて頂きたいと思います。
引用元:ヤマハ発動機 発電機の選び方
電気の使い方
STEP 1 いつ、どこで、どんなことに使うかをイメージする
まずは、使用するシーンや目的を明確にしてどのタイプの発電機がふさわしいか検討します。キャンプやDIYなど色んなケースがありますが、ここでは非常時用として考えます。
消費電力と起動電力
STEP 2 電気機器の「消費電力」、「起動電力」を確認しましょう
- 使用したい電気機器の消費電力と起動電力を確認します。このときに注意したいのが、動き始めるときに消費電力よりも大きい起動電力を必要とする製品もあるということ。
- 機器によっては表示電力の3~4倍もの電力が必要になることもあります。
1️⃣ 消費電力(W)×1倍の起動電力(W)の電気製品
ノートパソコン:200W(200W)
テレビ(37型):300W(300W)
電気ポット :1000W(1000W)
ハロゲンヒーター :1000W(1000W)
炊飯器 :1300W(1300W)
2️⃣ 消費電力(W)×1.1~2倍の起動電力(W)の電気製品
扇風機 :50W(100W)
ハロゲンライト :250W(500W)
電子レンジ :1000W(1800W)
3️⃣ 消費電力(W)×2.1~4倍の起動電力(W)の電気製品
家庭用冷蔵庫(小型):100W(400W)
小型クーラー :200W(800W)
家庭用冷蔵庫(大型):250W(1000W)
定格電力の出し方
STEP 3 発電機を選定するために起動電力を足し算しましょう
- 使用する電気機器の起動電力を足し算することでどれぐらいの発電量をもつモデルが適しているかが分かります。
- 定格出力とは、その発電機が安定して出力できる電力のことで、VA(ブイエイ)という単位で表されます。
W(ワット)とVA(ブイエイ)について
- どちらも1秒間に消費される電気の量、すなわち電力であるのに消費電力と定格出力ではそれぞれ異なる単位を用います。使用機器で消費される電力をW(ワット)、発電機から出力される電力をVA(ブイエイ)で表します。
発電機のタイプ
STEP 4 発電機は「インバーター」「FW」「スタンダード」の3タイプから選びましょう
- スタンダード方式はシンプルな構造を採用し、価格が安く高出力なのが特徴。
- インバータ方式は呼んで字のごとくインバータという装置を内蔵したタイプです。パソコンなどの精密機器でも安心して使える良質な電気を作ることができ、低燃費かつコンパクトです。
- FW方式はいわばこの両方の中間の特性をもつ発電機のこと。比較的出力が安定していて、インバータ方式よりも価格がリーズナブルです。
発電機の燃料
STEP 5 ガソリン?それともカセットボンベ?
- ガソリン方式は発電コストが安く、長時間の連続運転も可能。
- カセットボンベ方式はガソリンに比べて燃料の使用期限が長く、保管も容易なため一般家庭の防災用として便利です。
発電機の周波数
STEP 6 電気製品と同じ周波数のモデルを選びましょう。
- インバータ発電機には50Hzと60Hzを切り替えられるスイッチが付いており、どちらの周波数に対応した電気製品でも使用することができます。
- それ以外の発電機はあらかじめ対応周波数が決められているので、電気製品と同じ周波数であることを確認してから購入しましょう。
起動電力の合計から発電機を選定しよう
STEP 7 最後に発電機を選定します
- 地震や台風、大雪といった自然災害時には停電が起こることもあります。発電機があれば照明や暖房器具、調理器具などの電源を確保することができます。
- 起動電力の合計から発電機を選定しましょう。
- ※
最後に
まさか台風の影響で停電になるとは思いませんでした。まだまだインフラに弱い国なんですね。しかも長期にわたり、電気が使えないことは、まさに死活問題です。特に夏はエアコン、冷蔵庫が使えないことで色んな影響が発生しています。普通なら誰も発電機まで準備している人は少ないと思います。安い買い物ではないからです。国や自治体で準備出来ればいいのでしょうが、あまりの被害の大きさにそれも難しい状況です。であれば、自分で用意するしかありません。せめて補助金の購入支援でもあればいいのですが…
以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。
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