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こんにちは。ヨッチです。


世の中、放火や殺人など物騒な事件や、あおりや飲酒運転による悲惨な交通事故があちこちで発生している。戦争は起こってないものの、とても平和な世の中とは思えない事象が身近なところで起こっている。これまで人間は何を学んで来たのだろうと思う。技術的には進歩して便利な世の中にはなったかもしれないが、心から平穏な暮らしが出来ているとは到底思えない。今や人生100年時代と言われるも、長寿のための資金は自分たちで賄わなければならない状況だ。平均寿命が延びることに恐怖さえ感じてしまう。


そんな中で、側から見ると、何故?と思うが、堂々と、今の自分は幸せだと言える人もいる。





 

実家暮らしからホームレスに

ある人を紹介しよう。

  • 国立大卒業後、友人が経営する四国のレジャーセンターに約20年勤めた。熊本市に暮らす大正生まれの両親の体調が優れず、仕事を辞めて帰郷したのは50代。
  • 「僕は独身で身軽だから、両親をみとるのが宿命だと」。代々守ってきた築100年超の実家で親子3人、5年の時を過ごした。
  • 思い出は、行き当たりばったりのボロ車の旅。両親を乗せ、毎日のように「行ってみたい」という場所に連れて行った。
  • 費用は全て親持ちだったが「せめてもの親孝行になったかな」。その後、入院した父と母の最期の瞬間まで目をそらさずに見届けた。


体調がすぐれない親の面倒を見るために、仕事を辞め、実家暮らしを始める、とここまでは、時々聞く話かもしれない。その後、両親が亡くなってホームレス生活が始まった。何故、代々守ってきた実家を捨てたのか分からないが、食べ物にも困るくらいだから、金銭的な面で実家で暮らすことが出来なくなったかもしれない。
 


生きるチカラを与えた善意

  • さまよい、たどり着いた福岡の地。あまりの空腹に「あした、ぽっくりいってもいいな」と空を見上げていたら、「豚汁食べてください」と炊き出しのボランティアの善意に救われた。
  • いつ死んでも構わないと家を出たのに、たくさんの人から善意をもらう毎日を過ごすうちに「もっと生きたい」と思うようになった。

本当に困った時の人の善意って、受けた人でないと分からないかもしれません。そして毎日のように善意を受け続けると、人の心に響き、気持ちを動かす。見返りを求めない善意だから、死にたいと思う人に生きたいと言わせたんでしょう。世の中、捨てたもんじゃないですよね。

  • お気に入りのベンチは、読書室であり、友達をつくる場所でもある。茶飲み仲間になった警備員がおしゃべりにやって来る。いつものおやじギャグを言い合い、腹を抱えて笑う。リクエストすればどんな演歌も歌ってくれる女性や、飲み物を差し入れてくれるホームレス仲間、炊き出しをしてくれる人たちもいる。思えば、両親以外と長く話していなかった自分が50人以上の友人、知人に囲まれていた。「僕は誰かとしゃべりたくてしゃべりたくてたまらなかったんだって気付いた」

ホームレスとは思えない風景だ。何が起こっているのか分からない、実に孤独とはかけ離れた、楽しい場所にいるようだ。きっかけとなったボランティアの善意から始まり、仲間たちに囲まれた暮らしへ発展。これがホームレスであるならば、そんな生活も悪くはない。お金では買えないものをこのホームレスは、ホームレスになって手に入れたのだ。両親の面倒を最後まで見て、看取った。神様が与えたプレゼントかもしれない。

  • 非常食で膨らんだスポーツバッグも着替えが入ったリュックも、眼鏡も傘もつえも全てがもらい物か拾い物だ。ホームレスになってもうすぐ1年。「信じられないかもしれませんが、人生で今が一番幸せだと思っとります」

  •  今のホームレス生活は自分にとって「頭と心のリハビリ」かもしれない。一段落ついたら、自分のような誰かのために行動したい。善意を受け取るだけじゃなくて、渡すことができれば「その3倍くらい幸せな気持ちになれるんじゃないか」

こんな風に言える人生はそうはない。人生においていつかこんな言葉が言える日が誰にも来るだろうか。素直に感謝できる毎日があればと思うが、そんな訳はないと思うのが常だ。でも本当は毎日誰かのおかげで生きていられる。そういうことを考えていないだけなのだろう。

 


芸人からホームレスに

もう一人の方をご紹介します。

  • ラジオパーソナリティとしても活躍する、この人には「家」がない。それでも“世界一幸せ”と言い切る。地球が家、人類みんな家族だと思えばつらくない。
  • お笑い芸人として大阪で活動。4年前に大阪から東京に上京。しばらくの間、キングコングの西野亮廣さんの家に居候。しかし早速家賃を2度も滞納。それを機に家を追い出された。

ホームレスのきっかけは金銭面のようです。  ただ、彷徨いながら死にたいと思っていた、前の人とはだいぶ考え方は違っている。楽観的だ。さらに、自分の価値を売るという、斬新な行動を展開している。普通の人には考えつかない発想だ。でもこれが彼の生き方を変えている。


  • 以降は、ネットショップ『BASE』で「自分の1日を50円で販売」しながら、TwitterやFacebookでその日に泊まらせてもらえる人を募集し、生活をしている。
  • ホームレス生活は「正直、つらいと感じることがないんですよね。僕は、“地球を家”だと思っているので」
  • 「でも、そう思うようになったのは、住む家がなくなってからなんですよね。世界の人と家族だと思っていて、そもそも、はじめましての人も抵抗がないんです。苦手な人もいないので。僕にとっては普通ですよ。逆に家がないことの不便ってなんですかね?」
  • じつは既婚者。妻は名古屋在住で、もともとは「1日50円」の購入者。「地球が家だと考えれば、距離とかあんまり関係ない。ひとつ屋根の下に暮らしたくなったり、子どもができたりして拠点になるベースが必要になったら、そのときに考えればいいですよね。結婚したからって一緒に住まなきゃいけないルールはない。みんなが考えすぎだと思うんです」
  • “恩をまわして暮らす”ことを大事にしている。「1日50円で草むしりしたり、買い物に付き合ったり、鬼ごっこの相手をしたり、全力で動いています。でも、50円で朝から晩まで働かしたら悪いなと思ってくれるのか、皆ご飯をご馳走してくれるんです。僕、寿司が大好きなんですけど、ホームレスになってからのほうが食べてますからね。なんなら、15キロ太りましたから」

一度良い方向に回り出すと、全てが上手くいく。人生はどう転ぶか分からない。だから面白い。さらにSNSを活用し、多くの人から共感を得ている。しかも知らない相手でさえ…





人を信頼するからできること

  • 武器は、TwitterとFacebook。「腹減った」とつぶやけば、ご馳走してくれる人が現れ、泊まるところを心配してくれる人から「ウチにおいで」とメッセージが届く。現代のコミュニケーションツールがあってこそ成り立つ生活スタイルといえ、相手は見ず知らずの他人。
  • 人間を心から信頼していなければできないこと。最後に、住んでみたい家は「ハウルの動く城とかだったらいいなと思いますけどね。動きながらいろんなところに行って、いろんな人と出会いたいです」自由だけど人の縁を大事にする、常識にとらわれずゼロから行動、家を持つことがゴールではなく、どう生きたいのかを大事にしている。それがひいては幸せな生き方につながっているのかもしれません。

生きにくい世の中と言われているが、多くの人の善意で自由に生きている人がいる。SNSは表面的な付き合い、時に危険な部分を含んでいると言われているが、この人を見ると、ツールの問題ではないのかもしれない。心から「信頼できる」というよりも、まずは、「信頼する」ところから始める。人との関係を誰よりも大事にしているからこそ、得られる幸せに違いない。



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以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。