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こんにちは。ヨッチです。


ドイツには、アウトバーンと言われる速度無制限道路がある。推奨速度は130km/hと表示されており、混雑区間や合流分岐付近あるいは急坂区間には制限速度が設定されているが、このアウトバーンには法定最高速度がない。このアウトバーン、速度無制限なのに、何故か、「あおり運転」などのトラブルが起こらないという。


昨年まで8年間、ドイツ語を駆使して、現地で自動車ジャーナリストとして活躍していた竹花寿実(たけはな・としみ)さんがこの疑問に答えています。皆さんとシェアしたいと思います。


竹花寿実さん
1973年生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。自動車雑誌や自動車情報サイトのスタッフを経てドイツへ渡り、自転車ジャーナリストとして活躍。




 

ドイツのアウトバーンの実態

竹花さんのドイツでの経験によると、

  • ドイツの速度無制限区間がある自動車専用道路「アウトバーン」。時速200キロで走っていても、バンバン追い抜かれる

  • ドイツも自動車大国ですが、ドイツにいた8年間、毎年4万kmくらい走っていたけど、あおり運転などのいやがらせを受けたことはほとんどなかった

  • アウトバーンの速度無制限区間で追い越し車線を猛烈な勢いで走ってきて、後ろからパッシングするドライバーもいるけど、走行車線に避けても執拗に追いかけこない

  • 日本と最も違うのは交通環境。日本の高速道路とドイツのアウトバーンでは、道幅も、交通量も、平均速度も、運転マナーも、何もかもが違う。

  • アウトバーンは日本の高速道路より車線が広くて、日本より交通量も少なく、トラックが追い越し車線に出てくることもないから、走っていてストレスが少ない。でも平均速度が高いから、みんな周りのクルマの動きをよく見ている。だから後方から速いクルマが近づいてきても、スムーズに避けられる。

 


ドイツであおり運転がない理由

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1️⃣ 速度無制限区間がある

速度無制限区間があることも、あおり運転が少ない理由のひとつ。速度無制限区間の追い越し車線は、場所にもよるけど平均速度がだいたい180キロ前後なんだけど、300キロで迫ってくるクルマもいる。だから、何かあるとマジで命に関わるワケ。だからみんな速度は高いけど、慎重にマナーに気をつけて走っている。

日本みたいに最高速度が100~120キロと中途半端だと、気を抜いて周りの交通状況に気を配らない人が増えて、トラブルの原因になっているかも。


2️⃣  通行規制が徹底されている

日本の高速道路には通行帯規制を無視して走る大型トラックが多いのも問題に拍車をかけているのは間違いない。アウトバーンでは2車線の速度無制限区間や上り坂では、渋滞中でもトラックは第一通行帯を走らなければならなくて、それが徹底されているため、一般の乗用車はストレスなく走れる。ストレスが少なければ、キレることもあまりない。時々狂ったように後方からパッシングしながら迫ってくるクルマもいるけど、避けてしまえばその後絡んでくることもない。


3️⃣  通行料金が全線無料である

アウトバーンが快適な理由のひとつ。いつでもどこでも乗り降り自由。つまり、「ちょっと混んでるなぁ」と思ったら、一般道に降りてお茶を飲んで、渋滞が緩和されてからアウトバーンに乗り直しても、経済的負担は変わらない。ドイツにはいわゆる"走り屋"がいない。


 


ドイツの交通マナー

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1️⃣  ドイツの一般道の交通マナーは日本よりはいい。市街地の50キロとか30キロの速度規制はみんな守るし、無理な割り込みをする人はほとんどいない。信号がない交差点では必ず右方優先(日本とは逆)を徹底するし、横断歩道では歩行者がいればみんな一時停止する。


2️⃣  走るのが好きな人は、アウトバーンがすいているときならいつでもタダで300キロで走れるし、街の中心部を離れれば、すぐに速度規制が100キロになるし。わざわざ峠道まで行って一般車両に迷惑をかけながら走るヤツらはいません。


3️⃣  ドイツは街中にオービスが多いし、横断歩道がない場所でも道路を渡る人が多いから、日本以上に気をつけて走る必要がある。だから結果的にあおり運転をするような人はいない。

 



日本が学ぶべきことは?

まずは、交通ルールを皆んなが守るという、基本的なコトが十分徹底されているかというと、日本はそうではないと思う。40km/hの速度規制を平気でスピード超過して走る車は実に多い。飲酒運転やスマホ運転だって同様。ドイツとは人間のレベルが違うのかもしれない。もっと取締りや罰則を強化すれば、徹底されるかもしれないが、取締りレーダーの設置や交通白バイの増員、交差点での監視など、費用も相当かかるに違いない。でもこれが出来れば、確実に交通事故は減るだろう。お金で解決出来る問題だ。


あと、ドイツのようなアウトバーンを作るとどうなるだろう。もちろん、今の道路幅や交通量で実施するのは危険だと思うが、考え方としては、危険な道路を作ることで、人間は慎重に行動するということだ。また、あおり運転をする要因が、走りの邪魔をされたということであれば、邪魔をされないような道路を作ること、すなわち渋滞しない、車線が沢山ある道路をいっぱい作ることだ。いずれにしても現実的には難しく、ドイツのようにはなれない。


これでは、あおり運転はなくならないではないか。どうすればいいのか。ドイツのように日本はなれないならば、あおり運転をする輩は、ドイツに行かせて交通マナーを習得させるというのはどうだろうか。そして300km/hで迫って来るドライバーに、得意のあおり運転をしてらいい(笑)。



外部リンク(引用元)


 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。