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こんにちは。ヨッチです。


皆さんは、持ち家派?それとも借家派ですか?マイホームの夢は誰もが持っていると思っていましたが、実態はどうなんでしょうね。総務省が発表しているデータから、その実態を覗いてみましょう。





持ち家と借家の割合

総務省より9月30日に公表された、平成30年住宅・土地統計調査によると、持ち家が 3280 万 2千戸で,住宅総数に占める割合は 61.2%となっており, 2013 年と比べ,0.5 ポイント低下している。持ち家住宅率の推移をみると,1973 年以降では, 1983 年の 62.4%が最も高く,その後は 60%前後で推移している。

持ち家の数(黒い棒)は、伸びていますが、60%を少し上回るくらいで持ち家の割合は上昇はいていないのが分かります。


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一方で借家は 1906 万5千戸で,住宅総数に占める割合は 35.6%となっており,2013 年と 比べ,0.1 ポイント上昇している。借家の内訳をみると,「民営借家」が 1529 万5千戸(住宅 総数に占める割合 28.5%)と最も多く,次いで「公営の借家」が 192 万2千戸(同 3.6%), 「給与住宅」が 110 万戸(同 2.1%),「都市再生機構(UR)・公社の借家」が 74 万7千戸(同 1.4%)となっている

借家の方も数は伸びていますが、持ち家の割合の裏返しなのであまり変わらないのでしょう。


もう少し詳しく見てみましょう。


 


年齢別持ち家率

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年齢別に見ると、特に若い世代の持ち家の割合は減る傾向にあるようです。

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これはマイホーム志向が薄らいでいるということでしょうか。何しろ、一軒家でもマンションでも、持ち家ならではの費用(住宅ローンが終了しても)がそれなりに掛かります。だったら、賃貸で交通の便のいい所に住んだり、古くなったら新しいところに住み替えることの方が選択肢がおおくあっていいかもしれません。

持ち家の場合に掛かる費用
固定資産税
住宅のメンテナンス・修繕費用 
リフォームや建替え費用


 


貯蓄ゼロ世帯の持ち家率

一方でこんなデータもあります。貯蓄ゼロ世帯の持ち家率に関してです。

金融資産を保有していない世帯、つまり「貯蓄ゼロ世帯」の78.8%が持ち家に住んでいる。持ち家世帯全体の中で「貯蓄ゼロ」は約20%もおり、5軒に1軒が、持ち家はあっても貯蓄はない状態で暮らしているという(政府・金融広報中央委員会のデータより)。
「マイホームの頭金で貯蓄がゼロになったというケースは多くないでしょう。ほとんどの場合、地方などで若い時から実家で暮らし、収入が充分でないため実家から出ていけないまま年を取ったりした人たちだと思われます。

意外にも、貯蓄がなくても、持ち家に住んでいる方が多いのは驚きです。実家暮らしのままなら、貯蓄の心配は少ない?というか、マイホームを購入するつもりがないので貯蓄してないのかなと思いますが、それにしても、貯蓄ゼロというのは、老後の生活を考えた時に、年金も少なくなるし、心配でたまらないと思うのですが…。


 



借家を選ぶ理由

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一方、借家を選択する理由はなんでしょう。前述した持ち家ならではの費用は掛かりませんが、当然ながら賃貸のための費用は掛かります。それでも賃貸を選ぶのにはそれなりの理由がありそうです。

  • 仕事を続けるか不安が残る(住宅ローンを払いきれない。ずっと健康でいられる自信がない。またローン地獄に苦しむなら、好きな事にお金を使いたい)
  • 教育費、介護費などに不安が残る(子どもの教育費が大変。高校、大学まで進学させるためには1000万円くらい掛かる。親の介護に費用が掛かるため、余裕がない)
  • 買った後のリフォームが大変そう(住宅ローンを払い終わった頃には大規模な修繕が発生するのではないか)
  • 富裕層が賃貸を選ぶのは、高齢になると家の管理が困難になるから。富裕層は持ち家で資産を保全する必要がないから、食堂や見守りサービスのあるサービス付き高齢者住宅や介護の行き届いた有料老人ホームに住み替えた方がよほど快適に老後を過ごすことができる。

富裕層が考えることは、やはりちがいますね。お金には困らないので色んなサービスをお金で買うことができるということです。ところが我々一般庶民は、本当はマイホームを購入したいけど、お金が掛かるので諦めるしかないということなんでしょう。

でも若者のマイホーム傾向の減少はどうなんでしょうか。マイカーを持たない若者世代は、クルマに興味がないからと言われていますが、マイホームの場合、一番高い買い物になります。今の時代、それだけ、将来に対する不安が大きくなっているのかもしれませんね。

 

どちらを選択してもあるリスク

以上、持ち家と借家について考えてきましたが、どちらを選択しても一長一短あるようです。どちらにもリスクはあるのですが、健康で元気な時は、頑張って働き、マイホームでも賃貸でも、お金を払っていけばいいと思うのですが、年を取ってから、つまり老後を迎えた時に、その時の収入で費用を賄える形にしたいと思います。


マイホームも建て替え(特にマンション)が必要となった場合には、とても年金では対応出来ないですよね。また借家を借り換えないといけなくなった場合には、年をとってると、貸してくれなくなるなんて話も聞きます。


一般的に、「高齢者は賃貸住宅を借りにくい」と言われており、既に定年退職などで賃金収入がない場合が多いこと、健康面のリスクなどから、大家さんから入居を敬遠されやすいのが現状です。


日本賃貸住宅管理協会(平成26年度)調査によると、「高齢者に対して入居制限を行っている」と回答した大家さんの割合は下記のとおり、1割程度のリスクがあるようです。

・単身の高齢者(60歳以上)は不可:11.9%
・高齢者(60歳以上)のみの世帯は不可:8.9%
・生計中心者が離職者の世帯は不可:8.7%

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どちらにしても、歳をとって住む場所もなくなるリスクが一番のリスクではないでしょうか。ということは、働けるうちにお金を貯めて、また質素な生活を心掛けて、いざという時に困らないようにしておきたいものです。

 
 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。