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こんにちは。ヨッチです。


長年サラリーマンをやっていると、部下や関係者を前にして、話す機会がある。でも、この話すということが、実は苦手。それでも話さなければならない。そういう時にどういうことをしてきたのか、皆さんと共有したいと思う。




人前で話す機会

まずは、会社において人の前で話す機会とは、どんな場合なのか。以下に並べてみた。

1️⃣  自部署の朝礼

毎週、60人くらいの部下の前で2、3分話す。取り組むべき事や注意してもらう事など、重要な事を直接伝える。


2️⃣  重要な会議での説明

会社のマネジメントに案件を説明する。時間は案件によるが、5〜10分くらい。案件を承認してもらう。


3️⃣  会議の挨拶

これは色んな場面があるが、会議の冒頭や締めに、関係者を前に話す。10〜30人程度。時間はせいぜい2、3分。


4️⃣  大規模な集会での挨拶

何百人とか集まっている場面で話すこともたまにはある。集会の主旨に合わせて5分程度。


ざっと拾い出すと、このくらいはある。

 


人前で話すことが苦手な理由

では、次に、「話すことが苦手」であるとは、どういうことなのか? 自分の場合を振り返ってみると、こんな感じである。


1️⃣  緊張する

2️⃣  上がる(頭の中が真っ白になる)

3️⃣ 伝えたいことが伝えられない

4️⃣  伝えたいことが覚え切れない(忘れる)

5️⃣  言葉に詰まる、言葉が出ない


いずれも場合も、上手く喋ろうと思っているけど、なかなか平常心で喋ることが出来ないのが現実である。



人前で話す前に準備しておく事

どんな事を準備しているのか。自分のケースをお話ししよう。


1️⃣  伝えたい内容を事前に書き留める

ちょっとしたメモでも良いから、要点をメモする。長く話す場合や覚えられない場合は、文章で書き留めておく。実際に、メモや文章にした紙を持って、話さなくても、「伝えたい事を書く」ということは、頭の中を整理する意味でも大切である。


2️⃣  話す相手のレベルに合わせる

相手に伝えたいことが伝わらないと意味がない。よって話す言葉は、相手によって、それなりの言葉を選んで話すことが大切。基本的には、分かりやすい言葉を使うように準備する。


3️⃣  話す時にメモや書き留めた紙を持つことが出来ない場合には、話すストーリーをざっくり3つか4つに分けて、その順番で話せるように記憶しておく。事前に声を出して覚えるのも良い。

 


人前で話す時のポイント

では実際に話す時のポイントを説明しよう。ただし、これは自分の場合であり、人によって違う。自分なりに考えてやれば良いと思う。


1️⃣  出来るだけ、大きな声でゆっくり話す。緊張すると早口になりがち。そうすると、何を言っているか聞き取りにくくなる。だから意識してゆっくり話すと良い。


2️⃣  相手の目を見て話す。変な方向を向いていてはいけない。そして相手が大勢いる時は、遠くを見る感じで目線の方向を時折変えながら話す。でもあまりキョロキョロすると、落ち着かなく見えるから要注意。


3️⃣ メモを持って話す事が出来る場合は、メモを見ながらで構わない。ただし、メモをずっと見ていては、相手にも伝わりにくいのでやめた方が良い。


4️⃣ メモを持てない場合は、事前に準備した、3分割から4分割のストーリーを思い出しながら話す。丸暗記出来れば良いが、なかなか難しい。ならば、多少、準備した内容と異なっても、大まかなストーリーがあっていれば良いと思うことが大切。


5️⃣ 話す時の姿勢も大事。落ち着かなく見えるので、あまりソワソワしない方が良い。ただし、身振り手振りを織り交ぜながら話すと気持ちも伝わると思う。

 


最後に

話すのはいつまで経っても苦手意識がある。上手く喋ろうと思わなければ良いのだが、場面によってはそうはいかなくなる。失敗しないようにと思うと、余計に緊張してしまう。


緊張や上がり症に対抗するための特効薬はないと思うが、出来るだけ、事前の準備をしておくことが当日の不安を和らげることになる。


あとは、開き直ってやるしかない。これだけ準備したんだから、と自分に言い聞かせて、なるようになるさという気持ちになることが大切である。


さて、メモが見れない時は、大抵、言いたいことの半分しか言えないことが多い。でも、それはそれで仕方がないと思っている。自分の今の実力だと思えば、それはそれで良い。


昔は緊張感をほぐすために、手のひらに人という字を書いて、それを飲み込むなんて、おまじないのよう素振りをしてたこともあった。今ではそんな事をやってる人も見掛けなくなったが、精神的に落ち着かせるための手段も今の人たちには通用しないかもしれない。

 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。