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こんにちは。ヨッチです。


予測がつかない、急激に起こるような不慮の事故によって命を落とす事例は昔からあるが、いまだにゼロにはならない。この不慮の事故は自分にも起こりうるような事故でもある。

そんな事故について皆さんとシェアしたい。






足場パイプの落下による死亡

つい最近起こった事故だ。
2019年11月、和歌山市で工事中のビルの屋上付近から落下した鉄パイプが下の道路を歩いていた銀行員の男性(26)の頭を直撃し、男性が死亡したというもの。


事故当時、ビルの屋上では看板の補修工事に使った鉄パイプの足場を解体していたという。


足場の組立、解体は、最も事故が発生する確率が高い。作業をやるのは、その道のプロではあるが、絶対に落とさないという保証はない。


だから、そういうものは落ちるという前提に立って安全対策を講じることが大切である。そこからは作業員というよりも監督者の技量による。


当然、街中で足場の作業を行うなら、下周りに立ち入り禁止の区画を設けなければならない。万が一、足場パイプが落ちても歩行者に当たらないためだ。


そしてその立ち入り禁止の区画のそばには、監視人が常時配置され、通行人を安全に誘導しなければならない。当たり前のことが出来ていれば、この男性は命を落とすことはなかったはずだ。


また足場の作業を請け負った会社は、この程度の安全対策を普通に施工出来る技量を持つ現場責任者に任を与えるべきだ。この会社の責任は極めて重い。


ついでに言うと、足場パイプを落下させるような事ではとてもプロの作業員とは言えない。当然、高所での作業であれば、注意して作業を行うのは当たり前だ。
それが出来なかったのであれば、技量が落ちていると言われても仕方がない。


これも人手不足から来る技量不足なのか。


被災した男性に何の落ち度もない。こんな事故で命を落とすなんて無念としか言いようがない。


 


看板の落下による死亡

2018年10月、横浜市中区尾上町の9階建てビルから「看板が男性の上に落ちた」と、通行人の女性から110番通報があった。駆けつけた神奈川県警加賀町署員が、頭から血を流して倒れている男性会社員(65)を発見。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。


こちらは看板の落下である。過去にも同様な事故は起こっている。老朽化した結果、看板が落下したものと思われる。


足場作業と違って工事中の事故ではない。誰に責任があるのかが問題になる。看板は10年もすると、落下するリスクは高まるようだ。


台風など、強風によっても落下するリスクは高まる。工事と違って、なかなか防ぐことはできない問題である。街中を歩けば、至るところに看板は存在している。


被災者には、何の落ち度もなく、不運としか言いようがない。通行人というだけで事故に遭うなら、街中に出歩くことも気をつけなければならない。

 


どうしたら事故を防げるか?

前述の2例は、いずれも歩行者である。何の落ち度もない、普通の歩行者である。


この事故を未然に防ぐためには、当然、工事の責任者であるとか、看板を設置してあるビルの管理者が人たちがしっかり管理していれば、事故は未然に防げた話である。


歩行者側から見ると、もう自分で防ぐしかないと思っている。事故は全く、歩行者自身の責任ではないが、相手が適切に管理しているかなんていうのは、分からない。だったら歩行者の意識も変わらなきゃいけない。


つまり、危ないと疑わなければならないということだ。相手を信用してはならないということだ。


自分の身は自分で守るということだ。


頭上高くでの足場作業(組立、解体)は、資機材が落ちてくると思った方が良い。どこで工事をしているのか、この看板は落ちてこないのかなど、想像力を働かせることだ。


そして何が落ちてくるか分からないので、歩行者は、前方だけを見て歩くのではなく、頭上からの落下にも注意して歩行すること。つまり周囲の危険な状況に敏感になり、行動することだ。


世の中、安全な場所はないと思った方が良い。技術がいくら進んでも、相変わらず、人間が行う行為は、人間の技量に頼らざるを得ない。


足場の作業や看板の劣化管理などを見れば明らかである。こういう分野では、人の技量も落ちていれば、事故を防ぐ管理能力も低下している。


要は、外を歩くのは危ないと考えた方が安全である。危ないと考えれば、歩き方も変わってくる。危ない場所を察知し、近づかなくなるのだ。
 
 
 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。