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こんにちは。ヨッチです。

「人生100年時代」と言われる今の時代であり、長く生きれば、当然その分、お金もかかる。そのため、身体が元気なうちはできるだけ長く働きたいと考える人も少なくない。

では、定年退職後に再雇用制度を使って働いている人はどの程度給与をもらっていて、その満足度はどのくらいなのだろうか?

そんな調査が定年退職後に再雇用制度を使って働いている60~65歳の男性500名を対象にアンケート調査が行われたので、考察してみようと思う。

その前に対象者の雇用形態は以下のとおりである。意外にも正社員のまま残っている人も3割以上もいることに驚いている。

  • 嘱託/契約社員(64.2%)
  • 正社員/正職員(32.2%)

契約期間はいずれも「1年間以内(48.6%)」が最多

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再雇用で給料はどのくらい下がるのか?

  • 最も多かった回答が「5割以上減った」で39.8%という結果となり、次いで「3~4割程減った」が39.6%と並んだ。

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最も多い減り方が5割以上ということで、5割でも厳しいが、さらに減らされた人はどの程度か不明だ。これではモチベーションは上がるわけがない。

でもきっと他で働くほど、勇気やスキルがない人と考えてのいるだろう。また他ではもっと減らされると感じている人も多いのではないが。

これまでの経験や人間関係を生かせるのはやっぱり現職であるということだろう。

  • 再雇用後の仕事は想定の範囲内!?「給与」は4人に1人が「全く想定通りではなかった」と回答

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全く想定通りではなかったとの回答も少なくない。会社が事前に情報を提示してなかったのではないかとの疑問が残る。いきなり契約時に金額を提示されると、ほかに選択肢を持たない人は契約せざるをえない。

もしくは事前に提示されていたとしても、想定以上に減額されたのかもしれない。そして仕事の内容は想定内ということは、仕事内容に見合った給料になっていないことを表している。

 



会社に対する満足度は?

  • 「仕事内容」や「勤務時間」は満足度が高い一方、「給与」は7割以上が不満

  • 給与への満足度が低いほど転職を検討、「全く満足していない」方では3割が検討中と回答

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なんと言っても給料はモチベーションに大きく影響していることがわかる。転職を希望する理由がそれを示している。社外で働くことの難しさから、社内に留まっているのかもしれない。本当は、もっと自由に仕事が選択出来るようになるといい。

 

定年退職後の働き方

  • 定年退職後は再雇用で働くケースが一般的65.6%と最も多い)

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結局、再雇用で働くことは、自分のスキルを最も生かす道であり、給料には満足はしてないが、無難な選択をしているようである。長い人生を生き抜くために決して悪い選択ではないと思う。他の会社で働く方がもっと厳しい環境に置かれることも予想出来るからだ。

問題はその先にある。つまり再雇用もせいぜい5年であり、その先も働きたいと思ったときにどんな選択肢があるのかだ。転職先でもっと長く働く機会が与えられるのであれば、転職という選択も悪くない。

65歳になってもワクワクするような仕事の選択が出来る社会になっていてほしい。


外部リンク(引用元)




 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。