こんにちは。ヨッチです。

「バレバレは嫌。けれど、変わったって感じたい」

これは、2019年4月にAKBグループを卒業後、タレント活動をしている指原莉乃さんがプロデュースするカラコン(カラーコンタクトレンズ)のコンセプトである。

フォロワー数260万人超とツイッター上での発信力が高く、頻繁につぶやいている指原さんだけに、彼女がプロジュースするというだけでも商品価値は上がる。2019年5月の販売から、既に50万箱売れているという。

今回は、彼女のプロデュース術、ものづくりに対する考え方について皆さんとシェアしたいと思う。





カラコンを作るきっかけ

  • カラコンを使ったことがなかった。それなのに、よくファンの方から「カラコンは何を使っていますか?」と聞かれていたので、相当需要があると感じていた。
  • HKT48のメンバーの中に、明らかにサイズの合わないカラコンをしている子がいて、ずっと気になっていた。
  • そうした経験から「みんなに似合うカラコンを作りたい」と思うようになった。

🍀 ものづくりのヒントは、身近なところにあった。普段、おかしいと思っていたり、困っていることの中にヒット商品があるのだ。





ものづくりのポイント

  • アイドルやタレントが広告塔になる商品は多いが、指原のブランド「TOPARDS」はそうではなく、自分でゼロから考え抜いて作った商品
  • ものづくりで心がけたのは、まずリサーチに当たって「全部自腹で買う」「全部自分でも試す」の2つ50種類にも及ぶカラコンを自身で購入して試した(誰かにお願いするよりも自分で買う方が早いし、自分で買わないと、値段に対する感覚とかネットで注文してから届くまでのワクワクする気持ちとか、消費者のリアルな気持ちが分からない)。
  • たどり着いたのが「ナチュラル」をコンセプトとしたカラコンブランド。TOPARDS」は、目を大きく見せすぎないのが一番こだわり。それまでははっきりした色合いのものや大きめのものが主流だったけど、最近は「自然に、でもちょっぴりかわいくなりたい」「ちょっぴりきれいになりたい」という目的で使われることが多い。だから盛り過ぎずに、日常的に使えるタイプの方が売れると考えた。


🍀 消費者の立場に立ったものづくりを考えた時に、すべて自分で考え、自分で確認する、こういう姿勢が大事。その中で、こだわったのが、自然なかわいさである。決して大袈裟にならず、「ちょっぴり」の幸せがいい。目立つのは嫌だけど、変わったことに気がついて欲しい。そんな気持ちを込めた商品になっている。




SNS活用で目的が明確に

  • さまざまなカラコンを装着して、テレビ出演やSNSでの発信を行い視聴者の方の率直な感想を確認、商品開発の参考にした。発売後の反響も確認
  • 特に、意識したのが自然なサイズ。「このくらいの大きさだと不自然に見えるんだな」とか「世間でナチュラルカラコンといわれているものでも、他人からは大きく見えるんだな」など。

  • 以前大きすぎるカラコンを付けていた後輩が「こんないいカラコンがあるなんて知らなかった」と言っているのを聞いて、「この反応が欲しかった!」一方で、日常使いに振った結果として、「盛れない」「かわいくならない」という意見もあり。
  • 最近の若い子の買い物の仕方は、上の世代とは大きく異なる。店頭で実際に商品を見て買うよりも、むしろSNSで話題になった商品をネットで買う傾向の方が強い。日常使いできるうえで写真映えする商品、「何これ」と思ってもらえる商品を作り、SNSでバズらせる必要があると感じた。(第1弾で発売した4種類のカラコンのうちの1つ、「ラピスラズリ」という商品をあえて青系の色にした。既存の青系のカラコンは、色味が強く、どうしても爬虫類っぽくなってしまいがち。ラピスラズリはナチュラルなヌケ感があるので、一目で違いが分かるし「こんな青系のカラコン、見たことがない」と思ってもらえる。実際、SNSでの効果は抜群で、ラピスラズリを装着した写真をアップすると「どこのカラコンですか?」と訊かれることが多かった) 
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🍀🍀 SNSを通して、消費者の目線で確認。大きく変わってもダメ、普通でもダメ…人の価値観はさまざまであるが、誰もが納得のいくものを作ることに徹している。また若い人の買い方を知ることで売り方を意識している。



SNS活用におけるポイント

  • 宣伝においても戦略的にSNSを活用。発売数カ月前から情報発信を始め、期待感を高めた
  • リアルな反応や感想にもしっかり向き合うことが重要。客観的に自分を見るためには、否定的な意見に目を向けることも大事。

  • SNSでは、できるだけ等身大の自分を見せるようにする。
  • 1つでも嘘があると、全体が嘘だと思われてしまう
  • SNSで宣伝をするときに、誇張表現をすると、逆に消費者側の心理的なハードルを上げてしまう。SNSで「誰もがハマる」とか「一度食べたらやめられない」とか書かれている食べ物や美容グッズを試して、「何だ、普通じゃん」とがっかりすることがある。商品の良さが伝わるような写真を載せ、簡単な説明を加える程度にした方が、最終的には良い印象を持っていただける。
  • 手がけたものや作ったものに対して、自分自身がどれだけファンになれるか。それが「ものづくり」においては大事。


🍀🍀 SNSの使い方について参考になる。いかに消費者の立場に立てるかと、自分も一消費者として商品を好きになることが大事なようだ。


外部リンク(引用元)

元HKT48指原莉乃のヒット商品開発 SNSマーケでカラコン50万箱


 


以上、ご覧いただき、ありがとうこざいます。
ヨッチでした。